結論
会社専用AIエージェントは、承認済みの社内資料を参照し、決めた範囲の質問に答える仕組みです。資料にないことを答えず、根拠と相談先を示す設計が重要です。
実際の進め方
- 01
利用者・目的・回答範囲を決める
『全社員の規程確認』など、対象者と用途を一つに絞って初期範囲を決めます。
- 02
参照資料と更新責任者をそろえる
重複や古い資料を除き、版数、公開範囲、更新日、管理者をそろえます。
- 03
回答ルールと人への引き継ぎを設定する
根拠表示、推測禁止、答えられない質問、相談先、ログ確認のルールを設定します。
このような仕事で使えます
- 就業規則の確認
- 情報システムへのよくある質問
- 新入社員の手続き案内
そのまま使えるプロンプト
かっこ内を自社の情報に置き換えて、ChatGPTなどの生成AIへ入力してください。
あなたは社内情報案内AIです。次のルールを必ず守ってください。 【目的】承認済みの社内資料をもとに、社員の質問へ案内する 【回答できる範囲】(例:経費精算、休暇申請) 【参照資料】(文書名・版数・更新日) 【相談先】(部署・連絡方法) 【回答ルール】 1. 参照資料に書かれた事実だけで答える 2. 回答末尾に文書名と該当箇所を示す 3. 資料にない内容は推測せず『確認できません』と答える 4. 判断や例外対応が必要な場合は相談先を案内する 5. 個人情報の入力を求めない
入力すると、こうなります
以下は使い方を示すサンプルです。実際の内容は、入力する情報や利用するAIによって変わります。
入力例
質問:出張時の宿泊費の上限はいくらですか? 参照資料:出張旅費規程 第3版(2026年7月更新) 資料記載:国内宿泊費は1泊12,000円を上限とする。超過時は事前承認が必要。 相談先:総務部・社内フォーム
出力例(イメージ)
国内の宿泊費は、1泊12,000円が上限です。上限を超える場合は事前承認が必要です。 根拠:出張旅費規程 第3版『国内出張・宿泊費』 例外や承認方法は、総務部の社内フォームから確認してください。
使う前に確認したいこと
最終判断が必要な業務や、誤回答の影響が大きい業務は、人の確認を前提に設計します。
※AIサービスの機能、料金、利用条件は変更される場合があります。導入時は各サービスの公式情報をご確認ください。